1.1.〜と書いてあります
→以下を板書
T:(「出口」という文字を指して)Sさん、これは?
S:「でぐち」です。
T:はい、そうですね。「出口」です。ここに書いてあります。ここに出口と書いてあります。
T:(「駐車禁止」という文字を指して)Sさん、これは?
S:うーん、分かりません。
T:「ちゅうしゃきんし」です。(少し離れて)そこに書いてあります。そこに「駐車禁止」と書いてあります。
(※書いてある言葉を述べる時、「Vて形+あります(状態の継続)」と「直接引用の『と』」を使って述べる文型。Sが熟語など分からない時にTがこの文型をよく使って読み方などを教える)
1.2.〜と読みます
→以下を板書
T:(「使用中」を指して)Sさん、これは何と読みますか?
S:「使用中」と読みます。
T:(「外出中」を指して)Sさん、これは何と読みますか?
T:「外出中」と読みます。
(※板書するのは、質問をして答えてもらってからにすること。すでに直接引用を学んでいるので、いきなり質問しても特に問題なく答えられる)
(※漢字などの読み方を述べる文型。質問する時は「何と」を用いる。ちなみに、前述の「〜と書いてあります」は見えたものを述べる文型で、「〜と読みます」は字の読み方を述べる文型)