
1. イントロダクション
→Sに風邪をひいた時にどうするか聞いてみる。
T:Sさん、風邪の時、どうしますか?
S:たくさん寝ます。そして、おいしいものを食べます。
(※Sの国によっては様々な民間療法が出てくるので、盛り上がる)
2.1.Vた形+ほうがいいです
→以下を板書
T:先生は急いでいます。時間がありません。(飛行機、新幹線、自動車を指して)みなさんに聞きます。どれが一番いいですか?
S:飛行機が一番早いです。
T:みなさんが先生に言います。先生は急いでいますから、飛行機に乗った方がいいです。(飛行機を指差す)
T:ミラーさんは病気です。(病院、会社、東京を指して)どこへ行きますか?
S:病院です。
T:そうですね。私はミラーさんに言います。ミラーさんは病気ですから、病院へ行った方がいいです。
(※相手に助言や忠告をする時に使う文型。助言者が一番いいと思うものを述べる)
2.2.<Vない形+ない>+ほうがいいです(否定)
→以下を板書
T:(喫煙者のSを指して)Sさんはタバコを吸いますか?
S:はい、吸います。
T:タバコは体に良くないです。体によくないですから、タバコを吸わない方がいいです。
T:Sさん、病気の時、会社へ行った方がいいですか?
S:いいえ、行かない方がいいです。体によくないですから。
T:そうですね、病気ですから、会社へ行かない方がいいです。
T:雨の日は寒いですし、行くのは嫌ですね。雨ですから、買い物に行かない方がいいです。
(※「Vた形+ほうがいいです」の否定形。相手の行動を制止する時に使う)
3.1.留意点「〜らいいです」との違い
→以下を板書
T:(上段の会話を指して)Aさんは東京に住みたいです。でも、Bさんは東京より千葉がいいと思っています。ですから、Bさんは「千葉に住んだ方がいいです」と言います。AさんとBさんの意見は違います。
(下段の会話を指して)Aさんは千葉に住みたいです。Bさんも東京より千葉がいいと思っています。Bさんは「千葉に住んだらいいです」と言います。AさんとBさんの意見は同じです。
(※話者同士の意見が違う場合は「〜方がいいです」、話者同士の意見が一致する場合は「〜たらいいです」を使う)