
1.1.Vて形+おきます(準備)
→以下を板書

T:明日テストがあります。Sさんは何をしますか?
S:うーん、教科書や本を読みます。CDを聞きます。
T:そうですね。明日テストがあります。準備します。本を読みます、CDを聞きます、教科書を読みます。全部、準備です。
明日テストがありますから、本を読んでおきます。「Vて形+おきます」になります。動詞は全部他動詞です。自動詞はダメです。
また、先生がいいます。
明日はテストですから、CDを聞いておいてください。「おきます」がVて形になります。
(※動詞を準備しておく文型。他動詞のみ使える。もし、準備を指示、命令する場合は「Vて形+おいてください」という形になる)
1.1.1.「Vます形」と「Vて形+おきます」の違い
→以下を板書

(※「Vて形+おきます」は「Vます形」よりも強い表現になる。しかし、「毎日」などが入る習慣には使えず、また、他動詞のみ使えて自動詞には使えない)
口頭練習
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して練習し、テキストでの発話不足を補う
1.上部の単語や文に「前」を付けて、下部の文を文型に合った文に変換する
(例1)
→会議の前に、書類を読んでおきます。
(例2)
→電車に乗る前に、電話を切っておきます。
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2.2.(Vた形+ら)、Vて形+おきます(事後処理)
→以下を板書

T:仕事が終わりました。電気を消します。
仕事が終わったら、電気を消しておきます。
(いつも)本を本を読みました。片付けます。
(いつも)本を読んだら、片付けておきます。
(※前件の行動が終わった後(「Vた形+ら」で表す)、後件でその後処理をする時に使う文型。)
2.3.(そのまま)Vて形+おきます
→以下を板書

T:本を読んでいます。しかし、ちょっと用事があります。すぐ戻ります。あとでまた読みますから本は閉じません。そのままです。
あとで読みますから、(そのまま)本を開いておきます。
エアコンが付いています。少し部屋から出ますが、すぐ戻ります。エアコンは消しません。そのままです。
すぐ戻りますから、(そのまま)エアコンを付けておきます。
(※行動の状態(「エアコンがついている」、「本が開いている」など)をそのまま放置する文型。「そのまま」が付いていることが多い。)