1.1.Vて形+もらいます
→以下を板書
T:(一番上の「トムさん→田中さん」の部分を指して)トムさん、英語を教えます。田中さんです。
(①→を指しながら)トムさんは田中さんに英語を教えてあげます。
(←②を指しながら)田中さんはトムさんに英語を教えてもらいます。
「田中さんはトムさんに英語を習ってもらいます。」はダメです。
「田中さんは山田さんにお金を貸してあげます」と「山田さんは田中さんにお金を貸してもらいます」は同じです。
「母は子供に本を読んであげます」と「子供は母に本を読んでもらいます」は同じです。
(※この文型は「授受動詞のて形+<あげます/もらいます>」の例文になりやすいため、T自身も授業進行中に混乱することが多い。そのため、授業を行う際には導入する例文のチェックや流れを十分に確認しておくとよい。)
口頭練習
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して練習し、テキストでの発話不足を補う
1.まず、Sと近づくために教壇を降りてFCで文型を練習させる
(例)いしださんはマイクさんに明日車を貸してもらいます。
2.FCにある「タワポンさんはマリアさんにイタリア料理をつくってもらいます」を使って、みんなが他のSからその人のお国料理を作ってもらった経験があるか聞く。
(例、「わたしはSさんにベトナム料理をつくってもらいました」など)