1.1.V辞書形+ことができます
→以下を板書
T:(カッターと紙を見せて)これはカッターと紙です。カッターで紙を切ります。(切った紙を見せて)切ります。できます。
カッターで紙を切ることができます。「切る」、は「辞書形」です。
(カギと紙を見せて)これはカギです。(紙を切るフリを見せて)紙を切ります。できません。
カギで紙を切ることができません。
1.2.V辞書形の作り方
→以下を板書
T:辞書形の作り方です。3グループは「します」は「する」です。「きます」は「くる」です。
2グループ、「ねます」は「ねる」、「たべます」は「たべる」です。「〜ます」が「〜る」です。
3グループ、「かきます」は「かく」です。「kakiます」が「kaku」です。(「iます」と「u」を指して強調する)
「よみます」は「よむ」、「かいます」は「かう」です。
(※1グループは変化する部分を強調して教える。「よみます」の「み」や「かいます」の「い」の部分)
口頭練習1
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して文型を練習し、特に「辞書形」の定着を強化する
1.教壇を降り、Sの前でFCを練習する
(例)
トムさんは日本語を話します → トムさんは日本語を話すことができます。
2.FCを見せて、外国語ができたら何をしたいか聞いてみる
(例1)
T:(「トムさんは日本語を話すことができます」を見せて)Sさんは日本語を話すことができます。何をしたいですか?
S:日本で仕事がしたいです。
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1.3.疑問文
→以下を板書
T:先生はお酒を飲むことができますか?はい、飲むことができます。いいえ、飲むことができません。
「はい」は「V辞書形+ことができます」です。「いいえ」は「V辞書形+ことができません」です。
T:Sさんは納豆を食べることができますか?
S:はい、食べることができます。(いいえ、食べることができません)。
1.4.V辞書形+ことができます(可能)
→以下を板書
T:ここに車を止めます。OKです。ここに車を止めることができます。
ここでたばこを吸います。だめです(NG)。ここでたばこを吸うことができません。
留意点
※「V辞書形+ことができます」と「Vて形+もいいです」の違い
→以下を板書
(※「V辞書形+ことができます」は「能力」と「可能」両方を持つのに対し、「Vて形+もいいです」は「可能」の意味しか持たない)