1.1.イ形容詞(〜い)+くて、〜/名詞・ナ形容詞〜で、〜
→以下を板書
T:(iPadを見せて)iPadは軽いです。(iPadを操作して)iPadは便利です。iPadは軽くて、便利です。
「軽い」は「軽くて」です。イ形容詞の「〜い」が「くて」です。
ミラーさんはハンサムです。ミラーさんは親切です。ミラーさんはハンサムで、親切です。
「ハンサム」は「ハンサムで」です。ナ形容詞はプラス「で」です。
きのうは雨でした。きのうは寒かったです。きのうは雨で、寒かったです。
「雨」は「雨で」です。名詞はプラス「で」です。
→さらに以下を板書
T:日本料理はおいしいです。日本料理は高いです。
「日本料理はおいしくて、高いです」ダメです。「日本料理はおいしいですが、高いです」いいです。
きのうは雨でした。きのうは楽しかったです。
「きのうは雨で、楽しかったです」ダメです。「きのうは雨でしたが、楽しかったです」いいです。
ミラーさんは25歳です。独身です。ミラーさんは25歳で独身です。
「25歳」、いいです、よくないです、ありません。「独身」、いいです、よくないです、ありません。いいです。
(※この文型は前後とも「+/+」か「ー/ー」の組み合わせにしか使えない。ただし、前後に関連性が全く無い「ミラーさんは25歳で独身です」のような文章は例外的に成立する)
口頭練習1
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して練習し、テキストでの発話不足を補う
1.Tが教壇から降りてSの前に立ち、FCを使って文型を練習させる
(例)
日本のラーメン/おいしい・安い→日本のラーメンはおいしくて、安いです。
2.FCを使って文型を使って色々な感想を発話させる
(例1)
T:(FC「日本のラーメンはおいしくて、安いです」を見せて)Sさん、日本のラーメン?
S:日本のラーメンは熱くて、おいしいです。
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1.2.疑問文の作り方
→以下を板書
T:田中さんはどうですか?おもしろくて、親切です。(これは勉強しました。)
田中さんはどんな人ですか?おもしろくて、親切な人です。
東京はどうでしたか?うるさくて、ものが高かったです。(これは勉強しました。)
東京はどんな町でしたか?うるさくて、ものが高い町でした。
(※疑問文を作る時は「どんな+N」という形を取り、回答にも同じNを「形容詞+N」の形で答えさせる)
口頭練習2
Tが物や町、人などを振ってSに答えさせる。
(例1)
T:Sさん、イタリア料理はどんな料理ですか?
S:イタリア料理はおいしい料理です。
(例2)
T:Sさん、大阪はどんな町ですか?
S:大阪はにぎやかな町です。