1.1.<場所>へ<Vます形>に行きます/来ます
→以下を板書
T:Sさんはレストランへ行きます。昼ごはんを食べます。
Sさんはレストランへ昼ごはんを食べに行きます。(「昼ごはんを食べに」の「に」を強調)
私は海へ行きます。私は泳ぎます。
私は海へ泳ぎに行きます。
田中さんは図書館へ来ます。本を借ります。
田中さんは図書館へ本を仮に来ます。
口頭練習1
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して練習し、テキストでの発話不足を補う
1.教壇を降り、Sに近付いてFCを使って文型を練習させる
(例)
わたしは上野へ行きます/新しいバイクを見ます → わたしは上野へ新しいバイクを見に行きます。
2.FCを使って、「京都」や「大阪」に何をしに行きたいかを発話させる
(例1)
T:(FC「京都へおいしいお茶を飲みにいきます」を見せて、「おいしいお茶を飲みます」を隠して)京都へ行きます。祇園祭を見ますか?お寺を見ますか?おいしいお茶を飲みますはダメです。
S:京都へお寺を見に行きます。
(例2)
T:(FC「大阪へおいしい料理を食べに行きます」を見せて、「美味しい料理を食べます」を隠して)大阪へ行きます。
S:大阪へ友達に会いに行きます。
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1.2.Nに行きます/来ます
→以下を板書
T:海へ行きます。釣りをします。海へ釣りに行きます。
公園へ行きます。散歩します。公園へ散歩に行きます。
デパートへ行きます。買い物します。デパートへ買い物に行きます。
海、公園、デパート、「場所」です。「つりをします」、「散歩します」、「買い物します」は「N+をします」です。
(※「N+をします」はNだけ使って「〜に行きます/来ます」に接続する)
T:学校へ行きます。サッカーをします。学校へサッカーをしに行きます。(「サッカーをしに」の「しに」を強調)
公園へ行きます。手にしをします。テニスをしに来ます。
サッカー、テニス、スポーツです。
スポーツは「サッカーに行きます」、「テニスに来ます」はダメです。
(※この文型で「スポーツ」だけは「〜しに行きます/来ます」の形にしないといけない)
※補足として以下のようなものを板書しても有効である
1.3.NのN
→以下を板書
T:私は学校へ行きます。日本語を勉強します。私は学校へ日本語の勉強に行きます。
公園へ来ました。サッカーを練習します。公園へサッカーの練習に来ました。
「日本語を勉強します」は「日本語の勉強」です。「サッカーを練習します」は「サッカーの練習」です。
口頭練習
以下の様なFC(フラッシュカード)を使って文型を練習させる
①アキラさんは海へ釣りに行きます。
②ミラーさんは会社へ会議に行きます。
③私はフランスへ映画の勉強に行きます。
④田中さんはスペインへ絵の勉強に行きます。