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1.1.<場所>はここ/そこ/あそこ
→以下の板書
T:(地面を指差して)教室はここです。
(ドアを開けて向かいの受付を指して)受付はそこです。
(窓の外を指して)駅はあそこです。
口頭練習1
場所を指差して「ここ/そこ/あそこ」をSに言わせる
(例)
T:(少し遠くを指して)会議室
S:会議室はそこです。
(※場所の単語はその都度導入してもよい)
1.2.Nはここ/そこ/あそこ
→以下を板書
T:(本を目の前に置いて指差して)本はここです。
(時計を置いて数歩歩いて距離を取り)時計はそこです。
(イスを指差して離れて)いすはあそこです。
1.3.<人>はここ/そこ/あそこ
→以下を板書
T:(自分を指差して)先生はここです。
(近くのSを指して)トムさんはそこです。
(遠くのSを指して)マリアさんはあそこです。
T:「ここは先生です」、「そこはSさんです」はダメです。
(※「ここ/そこ/あそこは◯◯です」という形はできない)
2.Nはどこですか(もの/人/場所)
→以下を板書
T:先生はここです。Sさんは…ここですか?そこですか?あそこですか?Sさんはどこですか?そこです。
パソコンはそこです。カバンは…どこですか?(探すアクションをして)あそこです。
受付はあそこです。トイレは…どこですか?ここです。
口頭練習2
「もの/人/場所」すべてを使って「◯◯はどこですか?」を聞く
(例)
T:Sさん、時計はどこですか?
Sさん、トイレはどこですか?
Sさん、マリアさんはどこですか?
3.N(もの/人/場所)は<場所>です
→以下を板書
T:ここは学校です。ここは日本です、東京です。学校は東京です。
先生の家…(地図の千葉を指して)先生の家は千葉です。
ペンは…ここです。ここは教室です。ペンは教室です。
Sさんは?トイレです。Sさんはトイレです。
口頭練習3
→以下のフラッシュカード(10枚セット)を入手して練習し、テキストでの発話不足を補う
1.まず、Sに近付いてFCの練習をさせる
(例)
おおたさん/大阪 → おおたさんは大阪です。
2.FC「大学は新宿です」を使い、学校はどこにあるかを聞く
(例)
T:(FCを見せて)「大学は新宿です」。じゃあ、この学校は?(学校が大阪の場合)
S:この学校は大阪です!
3.口頭でSの両親がどこにいるかを聞いてみる
(例)
T:Sさんは日本です。Sさんのお父さんとお母さんは?
S:父と母はベトナムです。
(※両親以外でも兄弟でも可能。家族のことを聞いてあげると、Sは大抵喜ぶ対応をする)
フラッシュカードを購入する
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注意事項
・こちらのフラッシュカードは有料で、10枚セット(1.5ドル)です。
・支払いはクレジットカードが使え、決済はPaypalのシステムを利用します。最短3ステップで完了します。
(※Paypalについてはこちらをご参照ください)
・こちらのフラッシュカードはパワーポイント(.pptx)で作られています。
・そのままダウンロードして利用しても、加工や加筆をして利用しても、構いません。
※その他の注意事項はこちらをご参考ください。
4.こちら/そちら/あちら
→以下を板書
T:ここは教室です。こちらは教室です。
そこはトイレです。そちらはトイレです。
あそこは大学です。あちらは大学です。
会社はどこですか?会社はどちらですか?
口頭練習
「◯◯(場所/人/もの)はどちらですか?」で質問し、「◯◯はこちら/そちら/あちらです」と答えさせる
(例)
T:Sさん、時計はどちらですか?
S:時計はあちらです。